ヘルプマークというアクセサリ
皆さんはヘルプマークというアクセサリをご存知だろうか。
このアクセサリは義足や人工関節を使用している人、内部障害や難病の人、妊娠初期の人、精神疾患など、援助や配慮を必要としている人が市区町村の役所、または指定の場所で貰えるものだ。
先日、ツイッター上でこのヘルプマークで親族とトラブルに発展したツイートを見つけた。
そこでのトラブルは親戚のおばちゃんにそんなヘルプマークをカバンに堂々と付けて障害をある事を強調したいの?と、お叱りを受けたそうです。
いや、ヘルプマークってそういう意図で付けるアクセサリですよ…………自分が障害者だから配慮しろよって示すアクセサリですよww
親戚のおばちゃん、自分の無知をひけらかして何やってんの?ww
ちなみに入手条件ですが、以前紹介した身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳を持たなくても誰でも原則1個ずつ持てる。
手渡しが基本だから余程の例外がない限り郵送は出来ない。(まぁ元々、内部疾患とか見た目に分からない障害者のためのヘルプマークだから車椅子だから役場に行けないなどの理由は排除される)
結論、ヘルプマークが欲しいなら役所来いや!って事だなww
手帳が無くても、ヘルプマークが貰えるもんだから何の配慮も必要ない健常者がもらうことも可能。
だから、それを悪用した電車・バスの席の不正占領、弱者を装った痴漢なども少なからず発生している。
席の不正占領はまぁ本当に必要な人もいるから笑って許せることもあろうが、痴漢は犯罪なのでやめてくださいよ……マジで
色々、言ってきたが市役所の障害福祉課にいた自分はこのヘルプマークを配っていた側だ。
そして思ったことだが、ヘルプマークは自分が障害者であること、また自分には障害者ゆえに配慮が必要だと公表しているのと同じ。
勿論障害者の権利で周りの人に周知する為のアクセサリではある。だけど、それを強調して見せることで不快に思う人間も少なからずいるから、そこらへんのバランスが難しい。
ヘルプマークを見せられたからと言って助けなかったとしても罰則は今のところ、ない。
結局のところ、最終的には人の良心に期待するアクセサリだなwww